2018/03/07
もうすぐ春ですね

黄色い花

もうすぐ春、なんて期待すると足踏みを始めるのが春。でも、三寒四温、確実に暖かくなっていて、暖房を切る日も増えました。フキノトウを探しに出たけれどまだ少し早すぎたようです。一時間ほど歩き回りましたが、まだまだでした。

そのうち飽き飽きするほど出てくるのに、と思いつつやはりお天気がいいと日差しに誘われてなんとなくソワソワしてしまいます。買い物に出たついでについつい桜草を買ってしまいました。

家の中は植物だらけ、枯らすことができない性分でどれもこれも切ったり、折れたりした枝を水耕栽培で増やし続けています。その結果、鉢が増え続け、ある程度、根がしっかり張ってきて花をつけたら近所の友達に上げる、その繰り返しです。

西洋には Green Thumbグリーン サム という言葉があります。Thumbとは親指のこと、『緑の指を持つ人』(転じて、植物を育てるのが上手な人)といった意味ですが、私はどうも植物なしには生きていられないたちのようで、疲れると室内の植物の手入れをする癖が抜けません。
 

冬の間は仕事に疲れても道は凍っていて散歩もままならず、編み物をしたり、植物画を描いたり、ともかく左脳を休ませるようにしています。ただし、肩はようやくリハビリが終わったものの、筋肉の断裂がつながったわけではなく、周囲の筋肉を育てて補佐をさせるためのエクササイズをずっと続けなくてはなりません。

退屈な冬の日、楽しいのはやはり森の動物たちとの付き合いです。リスは相変わらず忙しくやってきては何でも独り占め。小鳥たちを追い払い、ひまわりの種をせっせと運んでは土を掘って埋めています。でも、翌日には忘れてしまうようで、夏、とんでもないところにひまわりが咲き出すのはリスのせいだと知りました。

利口なのはカラス。名前はそのまんまCrowクロウ。羽が黒いのでクロ。それをクロウと呼んでいますが、毎日なぜか7時にやってきて、パンをねだります。枝に止まって鳴くときもあるし、私がぐずぐずしていると、屋根をつつきます。毎朝、「おはよう、クロウ」とパンをちぎってあげるのが習慣になりました。日本ではあまり人気がないけれど、カラスはブータンの国鳥です。

小鳥たちは相変わらず賑やかですが、この頃ではツグミやカケス、イカルなどもやってきます。道の真ん中にボーッと立っているツグミの姿を見ると、つい何を考えているんだろうと思ってしまいます。長いこと、ただ道の真ん中に立っている、そんなツグミの姿なんて誰も想像できないと思います。

時々遊びにやってくる原村の子供達がリスを見たがりますが、リスはどこか木の上から我が家を見張っていて、子供達がいる間は決して出てきません。リスが安全だと確認するまでどれくらい時間がかかるのか分かりませんが、月に数度、子供達はやってきて、森を見張っています。

暖かくなったら、みんなで石の竈を造ってバーベキューの予定。冬が長くて時にいやになるけれど、森の動物たちと原村の子供達、ここには他にはない楽しみがたくさんあります。

2018/03/07 高瀬千図拝

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