2018/09/07
できるだけアナログで

若いリス

猛暑の夏、台風、そしてこのところの急な冷え込み、体調管理が大変ですが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

こちらも台風が通り過ぎる二時間の間、風が吹き荒れました。近くに倒木があり、道路は封鎖、そして停電。

実は私は長崎で生まれ育ったせいか、台風にはいささか慣れていて、懐中電灯、ろうそく、ガスコンロ、食品の備蓄とつねに怠りなく準備しています。停電の夜は水銀電池式のろうそくを灯しました。これは炎が熱くならないので火事の心配がありません。備蓄におすすめの一品です。
 

先日、20年ほどかかりましたが、私のライフワークでもある『明恵 栂尾高山寺秘話』が福岡の弦書房から上梓の運びとなり、9月末には全国の書店で発売となります。上下二巻、1000ページほどの作品です。

そこでずっと助けてくれていたノートパソコンが突然クラッシュ。

この作品にかかってからは三台ほど壊れました。書いている最中にカーソルが動かなくなり、そのままダウン。バックアップが間に合わなかったときはさすがに落ち込みました。今は新しいパソコンで仕事をしているのですが、まだ慣れなくて苦労しています。

腱鞘炎がひどいので、手で書くことができなくなり、二年ほどかけてキーボードに慣れる訓練をしました。今は考えた言葉や文章をそのままキーボードに直接打ち込んでいくことに抵抗感はありません。

それでも、手書きとパソコンではどこか文体が異なるような気がしています。

しかし、原稿用紙換算二千枚の原稿を手で書き、それを何度も推敲し、完成させるのはたぶん不可能だったと思います。推敲するだけ手書きの原稿は真っ黒になり、文章を入れ替えるにしても原稿を切ったり貼ったりすることになり、見るも無惨な状態になります。

パソコンに助けられて長編を書くことができました。
 

それでも普段の生活はできるだけアナログで、と思います。

ともかくご飯は必ず自分で作る、出来合いのものは食べない、外食はほとんどというか全くしないという生活をしています。

外食がきらいなのは味も問題ですが、とにかく高すぎるからです。それだけの費用をかけるなら、どれだけ豊かな食卓になることか、とつい思ってしまいます。

工夫次第でいくらでも楽しい食卓ができると信じる私は、先日は自分の小さな畑に植えたジャガイモを収穫。掘り立てを蒸して、皮がはじけた熱々のポテトをオリーブオイルとお塩でいただきました。まさに絶品。これこそが田舎暮らしの贅沢のひとつです。

と言っても腰痛持ちの私は、村の子供たちに芋掘りを助けてもらいました。みんなでいただく新ジャガは格別の味がしました。

それにしても朝夕、少しずつ寒くなってきました。くれぐれもご自愛ください。ここはこれから冬越えの準備にかかります。写真はこの頃我が家に来るようになったリス。まだ若い青年リスです。

2018/09/07 高瀬千図拝

 

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