2010/03
催眠療法

三寒四温、少しずつ春が近づいているものの、朝夕はまだまだ冷え込みが厳しいようです。

今年に入ってから1月、2月と週末ごとに東京に通い、催眠療法の勉強をしていました。ようやく催眠療法士の国際資格を得て、少しずつクライアントの治療に役立てています。その効果は想像以上で、私自身も長い間(記憶にあるかぎりでは中学生の時から)かかえていた睡眠障害が一度の治療で完治しました。

驚くべきはその原理です。催眠療法とは、マインドの働きを極限まで下げ、潜在意識に直接働きかける方法だということです。意志の力というのはどこまで行ってもマインドの働きですし、努力というのもマインドの仕事です。

それでは潜在意識に抱え込んでいる問題は少しも解決しません。ただ抑圧しただけですから、ある特定の状況になるとかならずその問題が出てきます。その結果、私たちはまた同じ過ちをおかし、同じ行動パターンを取ってしまいます。

しかし、催眠状態におかれ、マインドが眠りかけたとき、潜在意識に直接働きかけると、その後は意識しなくても問題は解消され、二度と出てこなくなります。

私自身はきちんとこの療法を学ぶまでは催眠に関していささか理解を欠くところがありました。無意識のレベルで操られる、知らない間にコントロールされるのではないかという。しかし、今回習得した国際催眠連盟で指導されている方法は安全で、しかも他人に不本意なコントロールを決してされることのない質のものでした。

人の心の奥深さと広大さは想像を越えたものがあります。この20年、人間の持つ潜在的な可能性を引き出すにはどうしたらいいのか、人生を困難なものにしている問題とは何なのか、自分自身を通してずっと探求し続けてきました。カウンセリングの勉強から始めて心理学へ、魂の瞑想法の習得とその指導、セラピーの技法の習得と進んできましたが、ようやく催眠療法を身につけることでセラピストとしてはひとつの到達点に辿り着いた気がしています。

これまでに学んだことを統合的に用いながら、誰もが『人生』というプロセスの見事なまでのすばらしさに気づき、それぞれの『命』の輝きと可能性に目覚めて、穏やかで創造的に現実を生きられるよう、手助けできればと願っています。

2010/03/05 高瀬千図拝

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