2012/12
自主規制の鎖

今年は例年になく寒く、ここも11月には初雪が降りました。
今、朝の気温は-7度。冬の到来を前にいささか緊張しつつ、心身が引き締まる思いでいます。

 

年をとるというのはどんなことか、その年にならないと分からないし、そうなるまではとても想像できるものではない、とこのごろ思います。心はいつまでも若いつもりでいても、去年できたことが今年はできなくなっているといった自覚症状が現れてはじめて、自分の年齢を思い知らされることになります。

去年、薪割りをしていて背中を痛めてしまいました。一年間、腰痛に悩まされていたこともあり、そうなっても何の不思議もなかったのですが、なんとなく大丈夫だろうと思っていたところ、手痛い目に会ってしまいました。

体に痛みがあると気力が湧きません。
仕事をしていても集中がきかず、ましてや長時間パソコンとにらめっこしているのが私の仕事です。なんとか頑張ろうとするのですが、一行も前に進みません。しかも気持ちも落ちてきて、食欲不振。一人暮らしの私にとってこのようなことが続くのは致命的です。

お陰で体力を維持するにはどうすればいいのか、いろいろ学ぶ機会になりました。体幹がずれていると、体操をしようとウォーキングをしようと良くなるよりもむしろ悪化します。友人に歩き方がおかしいと指摘され、歩き方の基礎を教わりました。

以前、ホ・オポノポノのヒューレン博士に習った『リ・バランシング』のエクササイズも思い出して再開しました。腰痛にはマッケンジー体操。

そんなエクササイズを毎日ひたらすら続けた結果、背中の痛みや腰痛も消えましたし、快適なウォーキングも続けられています。

持つべきものは良き友と師である、とつくづく思った次第です。

体から痛みが消えると頭も働き始めます。お陰でまた少しずつ執筆を続けることができています。

 

今は女性向けのセラピー本を書きはじめたところ、実はそれではじめて分かったことがあります。男性向けに書くよりこれは何倍もたいへんだということです。(男性向けの本は(株)近代文藝社から『誰にも知られず100%問題を解決する法』というタイトルで3月初旬に出版されます)

では、どうして女性向けに書くことが難しいかといえば、社会的にも、歴史的にも女性たちは『自分自身を知る、自分自身を生きる』ことから長い間、遠ざけられてきたからです。

その点、もしかしたら男性よりずっと重症かもしれないのです。
これまですりこまれてきた女性の理想像は、女性にとってほんとうの幸福を意味しているのかどうか、また長い抑圧的な歴史の中で私たち女性は自分のほんとうの姿すら忘れて生きてきたのではないか、と思うからです。

現代にいたってもなお誰に命令されたわけでもないのに、私たちはいつの間にか自分を制限して生きることを当然のことのように思い込んでいます。安全でいるために意識的に、また無意識的に自らに課した『自主規制の鎖』。それを外すのは容易ではありません。

そんな問題をもう一度まっさらな状態から見直す、そんな作業からはじめることでしか『自主規制の鎖』をはずす鍵を見つけることはできないでしょう。これはまたまた難事業になりそうな気配です。

2012/12/06 高瀬千図拝

 

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