2013/03
自分が変わると世界が変わる

誰にも知られず問題を100%解決する法

ようやく春ですね。

3月1日、私の本が(株)近代文藝社から出版されました。

『誰にも知られず問題を100%解決する法』

というタイトルになっています。
いささかオーバーなタイトルではないか、と思われる方もあるかもしれませんが、「自分が変わると世界が変わる」のは事実です。

そんなわけで問題を解決するには自分が変わりさえすればいいのだ、ということが納得できる内容になっています。

では、自分が変わるとはどんなことなのか・・・。
それはそれまで抱え込んでいた価値観や物の見方が根底から変わることを意味します。

内容的には、ケース・スタディ的なものをいくつかご紹介しながら、ネオ心理学のセラピスト養成講座で指導している感情や潜在意識の扱い方について書いてあります。

これまで私が行ってきたカウンセリングで、クライアントは目を見張るほどの変化と成長を遂げました。このようなことを申し上げるのは自画自賛ではなく、方法論がきちんとあれば、誰にでもこの変化を促すことは可能だということを知っていただきたいからです。

自らのことに気づき、自分の扱い方を修得し、そして自立していく、それを助けるのがカウンセリングです。

 

私がこの方法論に出会ったのは20数年前。友人の紹介でアメリカから帰ってきたばかりのセラピストに出会い、彼女から200時間に及ぶセラピーと訓練を受けたことによります。

これまで溜まりに溜まっていた感情、葛藤、自己抑圧、信じ込み、固定観念・・・等々、自分の内側に堆積していた泥を次々に掃除していくセラピーでした。そして、その泥は過去世にまで及びました。それらを徹底的に掃除していくにはそれくらい時間がかかったのです。

そのころの私は作家としてすでに何冊か本を出していて「私はわかっている」と思い込んでいました。

 

まさにクリシュナムルティが言う

「知性とは自分には何が分かっていないのか知ることであり、分かっていると思っている限り、その人は無知で愚かなままです」

という状態だったのです。

 

知識や観念でいくら分かっていると思っていても、心に刻まれた傷、トラウマを解消しないかぎり、私たちは『無意識』や『潜在意識に刻まれた過去の記憶』に操られつづけます。相手が変わってもまた同じ問題を引き起こすのです。

私がそうでした。
いい人間でいたいし、心の広い人間でいたいと子供のころからずっと思って生きてきました。それでも誤解されたり、時には虐待されたり。人生とはなんと悲しいものだろうと思っていました。そして私自身はますます自己犠牲的になっていったのです。最後は怒りというものがどんなものなのか、腹が立つというのはどんなことなのか、それすら分からなくなっていました。

彼女から最初に受けたのは、内側に隠されているさまざまな感情を引きだし、浄化するセラピーでした。

結果は目を見張るものでした。
そして、やがて自分が変わることによって、私を取り巻く現実が変わり始めるのを目撃したのです。

以来、私はできるだけ多くのセミナーに参加し、たくさんの先生方について学び続けました。

この本はその集大成のひとつです。これからもまだまだ学びつづけ、気づき、皆さまと多くのことを分かち合っていきたいと思っています。

2013/03/05 高瀬千図拝

 

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